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第20回-22回身心変容技法研究会+こころ観研究会を開催しました

 鎌田東二教授が研究代表者を務める身心変容技法研究会の本年度の研究会が進んでいます。2014年4月、5月には計3回の研究会(第20回・第21回・第22回)がおこなわれました。
○身心変容技法研究会とは
 科研基盤研究A「身心変容技法の比較宗教 学-心と体とモノをつなぐワザの総合的研究」は、多彩な研究メンバーによる最新の研究成果を結びつけ、身体と心との相互的な関わりをワザやモノを媒介として分析することを通して「心の荒廃の時代」を突破する理論と実践を提示するための研究プロジェクトです。
身心変容技法研究会ウェブサイト
http://waza-sophia.la.coocan.jp/top.htm
第20回身心変容技法研究会+こころ観研究会/2014年4月24日(於:稲盛財団記念館3階大会議室)
 第20回身心変容技法研究会は、4月24日、パリ大学科学哲学研究所の藤守創氏(科学哲学・統合医療研究)を発表者に迎え、「身心変容技法としての現代日本手技療法~補完代替医療『ヴァートセラピー』における客観的指標の確立」をテーマに開催されました。補完代替医療「ヴァートセラピー」を実践する藤守氏は、科学的な西洋医学と補完代替医療を融合させた「統合医療」を研究しており、研究会ではその研究を多角的に紹介すると共に、東洋医学それぞれの特徴にも言及し、統合医療の可能性や取り組みへの課題を展望しました。研究会の内容や資料は、身心変容技法研究会ウェブサイト「研究問答」に掲載された鎌田教授と藤守氏のコメントをご覧ください。こちら
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[DATA]
「第20回身心変容技法研究会+こころ観研究会」
▽2014年4月24日(木)13時~17時
▽場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
▽プログラム
1) 藤守創(パリ大学科学哲学研究所・科学哲学・統合医療研究)「身心変容技法としての現代日本手技療法~補完代替医療『ヴァートセラピー』における客観的指標の確立」(60分発表+60分討議)
2) 研究計画の確認と意見交換 司会:鎌田東二

第21回身心変容技法研究会+こころ観研究会/2015年5月15日(於:稲盛財団記念館3階大会議室)
 第21回は5月15日、京都府立医科大学教授の棚次正和氏(宗教哲学)が「心身問題と魂の死後存続―─ベルクソンの哲学的思索を手引きにして」、独立研究者の森田真生氏が「岡潔の数学と情緒」というテーマで発表をおこないました。棚次氏は、心身問題を、一元論、二元論で語られることへの問題提起から始まり、三元論で捉える論を展開。ベルクソンの思想を紐解きながら「魂の死後存続」「身体からの魂の独立」の問題と身心問題や脳科学の問題にせまりました。森田氏は、多変数複素関数論研究で知られる世界的数学者の岡潔について、その生涯と人生における3つの発見と身心変容体験、数学の主観的内容と客観的形式、最晩年の思想までを紹介し、岡潔の残した「数学の中心にあるのは情緒である」「計算と論理のない数学をしたい」といった言葉の背後にあった数学的時代背景、類をみない研究スタイルと生き方について、深い造詣と情熱をもって解説しました。鎌田教授による研究会の詳細な報告はこちら
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[DATA]
「第21回身心変容技法研究会+こころ観研究会」
▽2014年5月15日(木)13時~17時
▽場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
▽プログラム
1) 棚次正和(宗教哲学・京都府立医科大学教授)「心身問題と魂の永生」
2) 森田真生(数学・独立研究者)「岡潔の数学と情緒」
司会:鎌田東二 各発表50分+討議50分

第22回身心変容技法研究会+こころ観研究会/2014年5月29日(於:稲盛財団記念館3階大会議室)
 第22回は5月29日、津城寛文筑波大学教授(宗教学)による「心霊研究圏内のジェイムズその他」、齋木潤京都大学教授(認知科学)による「瞑想と脳波の時間相関構造~経過報告」の発表がおこなわれました。津城教授は、ウィリアム・ジェイムズの心霊研究を中心に、死後存続とそこで浮き彫りとなる「中心・中枢・センター」に関する諸問題について、パイパー夫人をテーマとした霊的研究の実例紹介をはじめ、現代日本の心霊研究にも視線を注ぎ、アーヴィン・ラズロの文献などを紐解きながらジェイムズ論を展開しました。齋木教授は、現在おこなっている瞑想時の脳波測定、脳活動の時間特性に焦点を当てた解析について経過報告をおこない、安静時と瞑想時のLRTC値に関する仮説を検証し、そこから引き続きおこなった別方法での検証結果についても紹介。今後の課題と展望について話しました。鎌田教授による詳細な報告はこちら
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[DATA]
「第22回身心変容技法研究会+こころ観研究会」
▽日時:2014年5月29日(木)13時~17時
▽場所:京都大学稲盛財団記念館3階小会議室2
▽プログラム
1) 津城寛文(宗教学・筑波大学教授)「心霊研究圏内のジェイムズその他」
2) 齋木潤(認知科学・京都大学教授)「瞑想と脳波の時間相関構造~経過報告」
司会:鎌田東二 各発表50分+討議50分

2014/06/05

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