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2019年第6回こころ研究会で西垣通教授が発表を行いました

 2019年9月24日、第6回こころ研究会が稲盛財団記念館3階小会議室Ⅰにて開催されました。本年度の京都こころ会議のテーマ「こころとArtificial Mind」に沿って、西垣通名誉教授(東京大学)が「AI時代の心のゆくえ」と題した発表を行いました。

研究会の様子

 西垣教授の発表では、まず「自律性」の概念についての検討が行われ、生物を規定するものである自律性を、人工知能などの機械にも認めることができるかという問い立てが行われました。その上で西垣教授は、オートポイエーシス論などの思想を援用し、意味の世界を創出しながら生きる生物に対して、AIにとっては意味そのものが理解し難いものであると述べます。その結論として、AIが自律性を持つとはいえず、その応用にあたっては責任の所在が問題となることが指摘されました。
 続くディスカッションでは、道徳観が生じる過程における社会制約と自律性の関係や、人間と人工知能の差異、人工知能の発展がもたらす労働の変化などについて、積極的に意見が交わされました。

(報告:中谷森 特定研究員)

2019/11/29

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