1. top
  2. プロジェクト
  3. 人社・文理融合プロジェクト
  4. 未来創成学の挑戦-ポストパンデミックと共創力ー

未来創成学の挑戦-ポストパンデミックと共創力ー

研究課題      未来創成学の挑戦-ポストパンデミックと共創力ー

研究代表者     村瀬雅俊    京都大学基礎物理学研究所 准教授

共同研究者     広井良典    京都大学こころの未来研究センター 教授
          西平直     京都大学大学院教育学研究科 教授
          平川佳世    京都大学大学院文学研究科 教授

研究協力者     塩田浩平    滋賀医科大学 前学長/京都大学 元副学長 
          山極壽一    総合地球環境学研究所 所長/京都大学 前総長
          矢野雅文    東北大学電気通信研究所 元所長
          大野照文    三重県総合博物館 前館長/京都大学総合博物館 元館長
          松木邦裕    京都大学大学院教育学研究科 名誉教授
          齋藤直子    京都大学大学院教育学研究科 教授  
          秋山知宏    京都大学大学院教育学研究科 客員研究員
          賴住光子    東京大学大学院人文社会系研究科 教授 
          宮川清     東京大学大学院医学系研究科 教授
          九門大士    亜細亜大学・アジア研究所 教授
          小林洋子    日本赤十字豊田看護大学災害看護学 特任教授
          三井良之    近畿大学医学部 教授
          倉田誠     東京医科大学医学部医学科 准教授
          森合音     四国こどもとおとなの医療センター ホスピタルアートディレクター
          村瀬智子    日本赤十字豊田看護大学 教授/学部長
          福田学     新潟大学大学院現代社会文化研究科 准教授
          西村勉     京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構 特定准教授
          寺田昌弘    京都大学宇宙総合学研究ユニット 特定准教授
          高屋定房    京都教育大学附属高等学校 元教員
          武森八代    岩国医療センター付属看護学校 副学校長
          福録 恵子   三重大学大学院医学系研究科看護学専攻 准教授
          吉村季利子   京都大学大学院人間・環境学研究科 大学院生
          大木育美    京都大学経営管理大学院 大学院生
          岩崎吉隆    京都大学大学院地球環境学舎 大学院生

21世紀に入り、科学・技術の目覚ましい発展により、超グローバル化時代を迎えた現代社会は、人間・技術・政治・経済などが 相互に絡み合う巨大な「複雑システム」と称され 、世界経済は堅実に成長を続けてきたかのように思われていた。
ところが、ここに人類の理解をはるかに超えた振る舞いを見せる 「複雑システム」の本質が隠されていた 。「複雑システム」の部分システムも 、著しい複雑性を持つ 。そのため、あるシステムの最適化が 別のシステムの脆弱性を高め、システム全体の破綻 を招く事態 が、気候変動・大規模災害 ・紛争・テロなどによって明らかになった 。そして 、新型コロナウイルスによるパンデミ ック が世 界を震撼させる事態になった。これら全てが、「複雑システム」に潜む破局 ・崩壊の危機である。
このような危機に直面する時代にこそ、「複雑システム」が持つもう一つの側面に注目する必要がある。それが、 巨大システムを支える自然 が持つ「レジリエンス」、人類に備わった「失敗からの学び」、また「答えの 出ない状況に耐える力、すなわち「ネガテイブ・ケイパビリテイ」であ る。その 本質は、些細な「崩壊」を繰り返すことで、逆説的に大規模な破局を回避し、新たな「創造」を拓く共創力にある。
この「崩壊」と「創造」は、同じ巨大な「複雑システム」の異なる側面というパラドックスの関係にある。それならば、「複雑システム」の問題創発の現象が問題理解の本質であり問題 解消の方法論として活用 できるに違いない 。本プロジェクトでは、多様な学問分野における「複雑システム」の諸問題に対して、逆説的にその創発現象を方法論として駆使して、単純法則・普遍原理・理論構築を分野横断的に共創する。

2021/06/15

PAGE TOP