こころの未来講演会
講演者と演題
開催日時 2008年7月28日(月曜日) 15:00~
場所 吉田南総合館 東南棟 1階 101演習室
(京都大学吉田南キャンパス内)
「他者の行動観察とventral premotortor と temporo-parietal junctionの役割」 樋口さとみ氏
(英国ランカスター大学)
他者の行動を観察する際には、自分が同じ行動をする時に活動する脳活動と同じ領域が賦活することが知られている(ミラーニューロン)。これにより、他者の行動理解をする際には、相手の立場に立ちその行動を自分が行っている様に脳内シミュレーションすることによって理解していると考えられているが、実際どのように行動観察するのか明らかになっていない。他者の行動観察の際のfMRIによる実験結果と供に、その脳内ネットワークの仕組みについて考察する。
2008/07/30