支える人の学びの場 先生のためのこころ塾2014
支える人の学びの場
先生のためのこころ塾2014
概要:現代の社会の中には、人を支えることを仕事としている人たちがたくさんいます。支える人は、子どもやお年寄り、病気の人や身体の不自由な人たちが幸せに暮らせる社会の、一番の担い手でもあります。そして、支える人たち自身も元気で健やかに毎日を過ごせることが、私たちのめざす日本社会の姿ではないかと考えます。京都大学こころの未来研究センターでは、こうした考えのもとで、2013年に「支える人たちを支える学びの場」を作り、医療専門職の人たちを対象に4日間のこころ塾を開催しました。
2014年度は、先生向けのこころ塾2014(2日間コース)を新たに加え、記載の内容で実施します。多数の申込みをお待ちしております。なお、AコースとBコースは同じ内容の講義が一部含まれますが、2つのコースを同時に申し込むことも可能です。
▽ 日時:
【Aコース】2014年9月7日(日)、9月21日(日)10:00~17:00 (受付開始 9:30~)
【Bコース】2014年11月2日(日)、11月8日(土)10:00~17:00 (受付開始 9:30~)
▽ 会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室(アクセス)
▽ プログラム:
9:30~ 受付開始
10:00~12:00 講義と質疑/講師:乾敏郎(京都大学大学院情報学研究科)
12:00~13:30 昼食
13:30~15:00 講義と質疑/講師:ゲスト講師
15:20~16:00 実践報告
16:00~17:00 情報交換会
【Aコース】
9月7日(日)
○「身体性の脳内機構:身体でわかることの大切さ」乾敏郎
○「心の発達の定型・非定型を考える」明和政子(京都大学大学院教育学研究科)
○ 実践報告:田村綾菜(愛知県コロニー発達障害研究所) 小川詩乃(京都大学大学院医学研究科)
9月21日(日)
○「コミュニケーション機能の神経機構と発達障害」乾敏郎
○「児童虐待とこころの傷:望まれる養育環境とは」友田明美(福井大学子どものこころの発達研究センター)
○実践報告:土井奈緒美(京都大学大学院教育学研究科)、畑中千紘(京都大学こころの未来研究センター)
【Bコース】
11月2日(日)
○「身体性の脳内機構:身体でわかることの大切さ」乾敏郎
○「発達性読み書き障害とその支援」宇野彰(筑波大学人間総合科学研究科)
○ 実践報告:田村綾菜(愛知県コロニー発達障害研究所) 小川詩乃(京都大学大学院医学研究科)
11月8日(土)
○「他者を知り、共鳴する脳と発達障害」乾敏郎
○「プレイセラピーの中で向き合う現実」黒川嘉子(奈良女子大学生活環境学部)
○ 実践報告 村上公也(元京都市立小学校特別支援学級教員)
主催:京都大学こころの未来研究センター
共催:京都大学医学研究科 脳機能リハビリテーション学分野 発達障害系研究室
2014/07/28