支える人の学びの場 医療専門職のための こころ塾2015
支える人の学びの場
医療専門職のためのこころ塾2015
現代の社会には、人を支えることを仕事としている人たちがたくさんいます。中でも、教育や医療の現場で働く人たちは、子どもやお年寄り、病気の人や身体の不自由な人たちが安心して暮らせる社会の、一番の担い手でもあります。そして、支える人たち自身も元気で健やかに毎日を過ごせることが、私たちのめざす日本社会の姿ではないかと考えます。京都大学こころの未来研究センターでは、こうした考えのもとで「支える人たちが元気になる学びの場」を作ることを発想し、2013年から「こころ塾」を開講しています。
医療専門職のためのこころ塾2015は、3日間コースで実施します。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。
▽ 日時:2015年11月8日(日)、11月21日(土)、11月29日(日)
各日とも10時~17時まで(受付開始 9時30分~)
▽ 会場:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室(アクセス)
(京都市左京区吉田下阿達町46 (川端近衛南東角))
▽ プログラム:
9:30~ 受付開始
10:00~12:00 講義① 乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
12:00~13:00 昼 食
13:00~14:30 講義② ゲスト講師
14:40~15:20 事例報告
15:30~16:00 グループディスカッション
16:00~17:00 講師とのQ&A
11月8日(日)
〇「認知、感情と身体性:感情の役割とその神経機構」乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
〇「実行系注意と自己統制のメカニズムとその発達・障害」熊田孝恒(京都大学情報学研究科・教授)
〇 事例報告 寺尾智樹(埼玉県立小児医療センター・作業療法士)
11月21日(土)
〇「言語・非言語コミュニケーションの神経機構」乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
〇「「治す・つきあう」のバランスとその支援」船曳康子(京都大学人間・環境学研究科・准教授)
〇 事例報告 草野佑介(京都大学医学部附属病院・作業療法士)
11月29日(日)
〇「共感脳と発達障害」乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
〇「地域に根付く子どもの発達支援:実践と研究の一体化」松見淳子(関西学院大学文学部・教授)
〇 事例報告 小松則登(愛知県身心障害者コロニー中央病院・作業療法士)
▽ ご参考:過去のイベントレポート
医療専門職のためのこころ塾2014
主催:京都大学こころの未来研究センター
共催:京都大学医学研究科 脳機能リハビリテーション学分野 発達障害系研究室
2015/10/12