支える人の学びの場 先生のためのこころ塾2015
支える人の学びの場
先生のためのこころ塾2015
現代の社会には、人を支えることを仕事としている人たちがたくさんいます。中でも、教育や医療の現場で働く人たちは、子どもやお年寄り、病気の人や身体の不自由な人たちが安心して暮らせる社会の、一番の担い手でもあります。そして、支える人たち自身も元気で健やかに毎日を過ごせることが、私たちのめざす日本社会の姿ではないかと考えます。京都大学こころの未来研究センターでは、こうした考えのもとで「支える人たちが元気になる学びの場」を作ることを発想し、2013年から「こころ塾」を開講しています。
先生のためのこころ塾2015は、3日間コースで実施します。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。
▽ 日時:2015年10月17(土)、10月24日(土)、11月7日(土)
各日とも10時~17時まで (受付開始9時30分~)
▽ 場所:京都大学 稲盛財団記念館3階大会議室 (アクセス)
(京都市左京区吉田下阿達町46 (川端近衛南東角))
▽ プログラム:
9:30~ 受付開始
10:00~12:00 講義① 乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
12:00~13:00 昼食
13:00~14:30 講義② ゲスト講師
14:40~15:20 実践報告
15:30~16:00 グループディスカッション
16:00~17:00 講師とのQ&A
10月17日(土)
〇「円滑なコミュニケーションを支える脳機構」 乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
〇「「社会性」という観点から心の健康について考える」 村井俊哉(京都大学医学研究科・教授)
〇実践報告 小川詩乃(京都大学人間・環境学研究科・日本学術振興会特別研究員PD)・田村綾菜(愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所・リサーチレジデント)
10月24日(土)
〇「認知機能の発達とその脳内機構」 乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
〇「子どもたちの心を縛るもの:「イツメン(いつものメンバー)」と「ぼっち」から考える」岩宮恵子(島根大学教育学部・教授・臨床心理士)
〇実践報告 加藤寿宏(京都大学医学研究科・准教授・作業療法士)
11月7日(土)
〇「体で学ぶ神経機構:潜在学習」 乾敏郎(追手門学院大学心理学部・教授/京都大学・名誉教授)
〇「笑顔・考える・つながる授業づくり―目からウロコの教材・教具―」村上公也(キミヤーズ塾・塾長)
〇実践報告 高畑脩平(奈良県総合リハビリテーションセンター・作業療法士)
▽ ご参考:過去のイベントレポート
先生のためのこころ塾2014 Aコース1日目・2日目 Bコース
主催:京都大学こころの未来研究センター
共催:京都大学医学研究科 脳機能リハビリテーション学分野 発達障害系研究室
2015/06/01