第3回 注意研究会
開催日時:2009年11月4日(水) 16:30より
開催場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟 地下講義室
(京都大学吉田南キャンパス内)
http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
話題提供:辻本悟史
(神戸大学 大学院人間発達環境学研究科 健康発達論コース 准教授)
講演タイトル:
『過去と未来をつなぐ ―動的行動制御における前頭連合野の神経機構―』
講演概要:
複雑な環境・社会にうまく適応するためには、あらかじめ決められた行動を単純に繰り返すだけでなく、過去の行動履歴に基づいて未来の行動を柔軟に制御する必要がある。このような動的な過程の背景にある神経機構を明らかにするため、行動課題を遂行中のサルの前頭連合野から、複数のニューロンの活動を多電極により同時記録し、解析してきた。一連の研究の中から、今回は特に、前頭連合野の最前部(前頭極; 10野)から記録したデータを、外側部および眼窩部のものと比較しながら紹介する。
2009/07/06