第6回こころの未来フォーラム
この度、こころの未来研究センターでは、第6回こころの未来フォーラムを開催することと相成りましたのでご案内差し上げます。
稲盛財団記念館竣工記念
京都大学こころの未来研究センター 第6回 こころの未来フォーラム
「依存と自立」
「こころの未来フォーラム」では、現代社会に潜む心の問題を解く鍵概念を取り上げ、専門家による講演、討論、質疑を通して、未来に向かうこころのあり方を考えます。
第6回フォーラムでは、「依存と自立」をテーマに、特にギャンブル依存に焦点を当て、NPO法人ワンデーポート代表の中村努氏、メンフィス大学のJames P.Whelan氏、香港大学のTatia Lee氏、大阪商業大学の谷岡一郎氏の4名にそれぞれ専門の立場から現状、問題点、回復への取り組みについて講演していただきます。また、総合討論の時間には当センターのカール・ベッカー氏、船橋新太郎氏を加えて、ギャンブル依存からの自立に関する今後の取り組みについての討論を行います。価値観が多様化する現代日本社会の中での「こころ」のあり方について再検討し、様々な問題について取り組んでいく糸口を見つけていきたいと思います。
プログラム
13:00ー13:10 「はじめに」
カール・ベッカー(京都大学こころの未来研究センター)
13:10ー13:50 「回復施設の現状と課題:ギャンブル依存に関して」
中村 努(NPO法人「ワンデーポート」)
14:00ー14:40 「Assessment and Treatment of Pathological Gambling」
James P. Whelan (The University of Memphis)
15:00ー15:40 「Neurological Basis of Impulse Control」
Tatia Lee (The University of Hong Kong)
15:50ー16:30 「日本のカジノ・プレイヤーの特徴とギャンブル依存症の問題点
ー依存症研究の今後のあり方および具体的計画についてー」
谷岡一郎(大阪商業大学)
16:30ー17:30 総合討論
日時: 2009年2月28日(土) 13:00 -17:30(受付開始 12:30~)
会場: 京都大学 稲盛財団記念館 3階 大会議室
(京都市左京区吉田下阿達町46:荒神橋東詰、川端・近衛東南角)
http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/about/access.html
受講料: 無料
受講資格: 特になし
申込: 電子メールまたはファックスで申込受付(住所、氏名、年齢、職業、電話番号を明記のこと)
申込受付完了後、参加証を送付いたしますので、送信用メールアドレス・FAX番号は明確にお願いいたします。
申込受付期限: 平成21年2月20日(金)
宛先・問い合わせ先: 京都大学こころの未来研究センター リエゾン・オフィス
電子メール・アドレス: kokoro-event{at}educ.kyoto-u.ac.jp ({at}を@に変えて下さい)
ファックス番号: 075-753-9681
センターホームページ: http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/index.html
備考: 英語の講演については同時通訳があります
定員: 150名(申込による先着順)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
2009/01/28