設立記念シンポジウム
2007年7月8日(日),百周年時計台記念館百周年ホールでセンターの設立を記念したシンポジウム「こころの探求」が開催され,学内外から300名を越す参加がありました.シンポジウムでは,尾池和夫総長の祝辞のあと,吉川センター長からセンター設立経緯,活動内容,スタッフの研究紹介があり,続いて,行動生態学の長谷川眞理子先生(「こころの進化」)、文化心理学の北山忍先生(「文化とこころ」)、教育人間学の西平直先生(「こころと無心」)による記念講演が行なわれました.自然科学,社会科学,人文科学と,それぞれに異なるアプローチで「こころ」を鮮やかに描き出したご講演は,会場を埋めた聴衆にも大変好評で,こころを探求する道筋の重層性に思いを馳せるひとときとなりました.最後は,講演者全員とセンター所属の研究スタッフ(河合,船橋,ベッカー,吉川の4教授)による総合討論「こころの探求」で締めくくられました.シンポジウム終了後に、国際交流ホールで設立記念祝賀会が開催されました.麻生純京都府副知事、上原任京都市副市長,尾池和夫総長,岡本道雄元総長,木下冨雄京大名誉教授,丸山企画担当理事,松本研究担当理事をはじめ多数の関係者が出席してセンタースタッフと和やかに歓談し,新センターの門出を祝いました.
2007/07/08