畑中 千紘 Chihiro Hatanaka

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畑中 千紘  |  Chihiro Hatanaka  |  特定講師|上廣倫理財団寄付研究部門| 臨床心理学

時代によって移り変わるこころの様相に関心をもっています。発達障害の著しい増加も現代の特徴のひとつです。しかし、その特徴とされる社会性・コミュニケーション・想像力などの障害は、同時に現代の人々の傾向として指摘されていることでもあり、必ずしも発達障害だけの問題とはいえないのではないでしょうか。発達障害が照らし出してくれる現代のこころの問題について、心理療法の立場から考えていきたいと思っています。

E-Mail: hatanaka.chihiro.3e*kyoto-u.ac.jp
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略歴
著書・論文
その他

2002年 京都大学 教育学部 卒業
2004年 京都大学大学院 教育学研究科 修士課程修了
2008年 京都大学大学院 教育学研究科 博士後期課程研究指導認定退学
2008年4月 京都大学こころの未来研究センター特定研究員
2010年7月 京都大学大学院教育学研究科 博士後期課程修了
2011年4月 立命館大学学生オフィス学生サポートルーム
2012年4月 京都大学こころの未来研究センター 上廣こころ学研究部門特定助教

■著書

畑中千紘(2016)「非定形化する若者世代のこころ―現代の対人恐怖とアグレッションのかたち」河合俊雄・田中康裕編『非定型化する発達障害』156-179. 創元社

畑中千紘(2013)「発達障害のロールシャッハ・テストにおける不確定反応:主体と対象の確定の試み」河合俊雄・田中康裕編『大人の発達障害の見立てと心理療法』創元社

畑中千紘(2013)「発達障害の時代における自己の現況と変遷―ミクシィからフェイスブックへ」河合俊雄・田中康裕編『大人の発達障害の見立てと心理療法』創元社

畑中千紘(2011) 話の聴き方からみた軽度発達障害、創元社

畑中千紘(2010)大人の発達障害事例の検討―『影』に隠された『空白』の世界、河合俊雄編『発達障害への心理療法的アプローチ』105-131,創元社

畑中千紘(2010)ドラえもんからみる発達障害―主体なき世界に生まれる主体、河合俊雄編『発達障害への心理療法的アプローチ』、155-179,創元社

畑中千紘(2009) 自閉的世界への他者の現れについて――アスペルガー症候群の老年期男性事例より,伊藤良子・角野善宏・大山泰宏(編)京大心理臨床シリーズ7「発達障害」と心理臨床,p.172-181 創元社

■論文

Hatanaka, C.(2016)"The Apparent Lack of Agency, Empathy, and Creativity among Japanese Youth: Interpretations from Project Test Responses" Psychologia, Vol. 58, No.4, 176-188.

畑中千紘(2015) 象徴性の弱い夢をみる中学生との面接-深みから出ることについての考察. 臨床ユング心理学研究1(1), 49-60.

畑中千紘(2013)発達障害におけるイメージの曖昧さ―ロールシャッハ・テストにおける『不確定反応』から― 箱庭療法学研究26(1), 29-40

Hatanaka,C(2013)From Dual Personalities to Reflected Adult Consciousness in the Psychotherapy of Dissociative Identity Disorder: The Dialectic Movement between Fake and Real 箱庭療法学研究25巻3号 75-90

高嶋雄介・畑中千紘・井上嘉孝・古川裕之(2012)トイレ空間にみる現代の意識 箱庭療法学研究25(2),13-24.

長岡千賀, 小森政嗣, 吉川左紀子, 桑原知子, 大山泰宏, 渡部幹, 畑中千紘(2012)心理臨床初回面接の進行:非言語行動と発話の臨床的意味の分析を通した予備的研究社会言語科学会誌14-1

学位論文:畑中千紘(2010)話の聴き方からみた軽度発達障害―対話的心理療法の可能性―(京都大学)

畑中千紘(2010)語りの「聴き方」にみる聴き手の関与 質的心理学研究第9号p.133-152 

高嶋雄介・畑中千紘・井上嘉孝・古川裕之(2010) 空間との関わりに表れる日本人のこころ ―トイレ空間の誕生と変遷―  京都大学カウンセリングセンター紀要39, p.27-47.

畑中千紘(2009)ドラえもんにみる発達障害の心理療法 こころの科学148 日本評論社p.124-131

Tomoko KUWABARA, Haruka SUDO, Chihiro HATANAKA, Masaki NISHIJIMA, Kenichi MORITA, Chihiro HASEGAWA, Yasuhiro OYAMA(2009)A Study on the New Paradigm in Collaborations between Teachers and School Counselors.Psychologia51(4). pp.267-279.

高嶋雄介,須藤春佳,高木綾,村林真夢,久保明子,畑中千紘,山口智,田中史子,西嶋雅樹,桑原知子(2008):学校現場における教師と心理臨床家の視点に関する研究Ⅱ,心理臨床学研究

高嶋雄介,須藤春佳,高木綾,村林真夢,久保明子,畑中千紘,山口智,田中史子,西嶋雅樹,桑原知子(2007):学校現場における教師と心理臨床家の視点に関する研究.心理臨床学研究25(4) 
梅村高太郎、長谷川千紘、畑中千紘、田中康裕(2017)プレイセラピーが発達障害にもたらす効果の事例的・実証的検討――融合・分離の契機と破壊・対立を生み出す悪の意義. 箱庭療法学研究30(1), 3-16.

畑中千紘、田中崇恵、加藤のぞみ、小木曽由佳、井芹聖人、神代末人、土井奈緒美、長谷川千紘、高嶋雄介、皆本麻実、河合俊雄、田中康裕(2016)発達障害のプレイセラピーにおける保護者面接の意義と可能性. 箱庭療法学研究 第29巻2号 1-12. 

皆本麻実・畑中千紘・梅村高太郎・田附紘平・松波美里・岡部由茉・粉川尚枝・鈴木優佳・河合俊雄・田中康裕(2016)診断を受けながらも発達障害とは見立てられない事例の特徴. 箱庭療法学研究 第29巻2号 43-54.

井芹聖文、加藤のぞみ、田中崇恵、畑中千紘、小木曽由佳、土井奈緒美、河合俊雄、田中康裕、高嶋雄介、長谷川千紘、黒川嘉子(2014)発達障害へのプレイセラピーによるアプローチ -新版K式発達検査2001を用いた検討-箱庭療法学研究26(3), 3-14.
Nagaoka, C., Yoshikawa, S., Kuwabara, T., Oyama, Y., Watabe, M.,Hatanaka, C., & Komori, M. (2013). A comparison of experienced counsellors, novice counsellors and non-counsellors in memory of client-presented information during therapeutic interviews.
Psychologia: An International Journal of Psychological Sciences, 56, 154-165

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