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吉川センター長のインタビューが『商工ジャーナル』に掲載されました

1502yoshikawa_shokojournal.png 吉川左紀子センター長のインタビューが、商工中金経済研究所の発行する経営情報誌『商工ジャーナル』2015年2月号にカラー4ページで掲載されました。
 中堅・中小企業向けにビジネス情報を発信している同誌の連載インタビューページ「今を語る(第145回)」で、吉川教授は、心理学という学問のなりたちや、それぞれの研究分野の特徴を分かりやすく紹介し、fMRIを用いた神経科学の進歩や、幸福感などを扱った文化心理学などの発展など、昨今の心理学研究の動向について幅広く紹介しています。また、様々な分野の研究者らが集まり学際研究を進めるこころの未来研究センターの取り組みについても紹介し、自身の今後の研究について展望を語っています。

1502yoshikawa_shokojournal2.png今を語る ー 第145回「目に見えない心の働きを見定める」
吉川左紀子氏(京都大学こころの未来研究センター長・教授)/ 聞き手 商工研常務執行役員・大西知彦
―心理学とはどのような学問ですか?
吉川 心理学には、実験や調査で心の働きを調べる基礎科学と、悩みをかかえるひとをカウンセリングなどによって支える、実践的な学問という両面があります。基礎科学としての心理学では、人は周りの世界をどう見ているのか、成長し大人になる過程で心はどう変化するのか、人の判断は周りの人にどんな影響を受けるのかなど、いろいろな問いを立てて調べています。長年心理学をやっていても、人はいかに自分の心を知らないのかと実感することも多いですね。ある意味、思いこみの集積が人の心なのかもしれません。(中略)
―地球上の七十億人は、生まれも育ちも違いますが、どう研究するのですか?
吉川 心理学が誕生してから百五十年近くたち、多くの研究者が取り組んできた学問の歴史があるので、心を研究するいろいろな方法が考案されています。最近は脳科学の研究手法も進歩していますから、人間の心の働きについて、脳の神経活動パターンを分析して調べることもできるようになりました。チンパンジーやゴリラなど、他の霊長類と比較することで人の心の特徴を調べる心理学もあります。こうした研究は、京大の霊長類研究所をはじめ日本では特に盛んで、比較心理学といわれています。文化の違いが人間の心の働きにどんな影響を及ぼすかを調べる文化心理学の研究も注目されています。人間の心の働きは本当に複雑ですから、さまざまな研究手法を組み合わせて実験や観察を積み重ねていくという地道な作業が必要なんですね。
(記事より)

商工ジャーナル | 商工中金経済研究所ウェブサイト

2015/02/05

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