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鎌田教授のコラムが徳島新聞に掲載されました

徳島新聞文化面「こころの未来 25」(2015年1月3日付)に鎌田東二教授のコラムが掲載されました。
 阪神淡路大震災から20年となる今月、鎌田教授は震災からの20年の日本の変化を振り返り、超高齢化社会、自然環境の汚染と破壊の進行、政策との乖離など厳しい状況を迎えているとし、「スパイラル史観」という歴史の大局的な見方を提示。持続可能な社会を構築するためには世界、国家レベルの改革に委ねるのではなく、各個の身の周りの「中間領域」を変化させ活性させるための意識的な取り組みが大きな鍵となる、と提唱しています。

1501kamata_tokushima.png「阪神大震災から20年 持続可能な社会目指し 自分の周りから変える」鎌田東二 京大こころの未来研究センター教授
 正月早々、暗い話で恐縮だが、私は「スパイラル史観」という歴史の大局的な見方を提示し、現代は中世のような多極化した分裂的な「乱世=武者の世」に突入したという「現代大中世論」を主張してきた。それが正しいかどうかは別として、広範囲に進行する混乱と破壊を超えて、したたかにしなやかにたくましく生き抜き、創造していく力をどう体得・体現していくかが鍵であり、自助・共助の多様なかたちを模索する挑戦的な取り組みを展開していかなければならない。
 私自身は、阪神大震災後、1998年に「神戸からの祈り」と「東京おひらきまつり」という創造性を結集し共助していく新しい「祭り」を起こす取り組みを始め、99年には「東京自由大学」というボランタリーで共助的な市民大学を友人たちと創った。世界とか国家とかの改革や変革だけでなく、自分たちの周りの「中間領域」をどう変え、活性化できる「中間者」となるか、それが「持続不可能性」の現実をも視野に入れた「持続可能な社会づくり」の最大の鍵であると思っている。
(記事より)

2015/01/08

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