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吉川センター長のエッセイが京都新聞の元日特集に掲載されました

写真 (68).jpg 吉川左紀子センター長のエッセイが2015年1月1日付の京都新聞元日特集に掲載されました。
 「日本人の忘れもの知恵会議」という京都新聞がおこなっているキャンペーンの一環で、「こころ、ここに」というキャッチフレーズと共に、日本人が置き去りにした価値観を取り戻すための手掛かりをテーマに63人の文化人、企業経営者らがそれぞれの思いと言葉で綴っています。
 吉川センター長は、「ブータンの生活の中に日本人の『幸せ感』につながるものが」というタイトルで寄稿しました。特集には山極寿一京大総長も「生きる知恵を与えてくれた何の目的もなく集まり過ごす時間」という題でエッセイを寄せています。他に尾池和夫元総長(現京都造形芸術大学長)、養老孟司京都国際マンガミュージアム館長、哲学者の梅原猛氏、千宗室裏千家家元など、多彩な執筆陣が名を連ねています。

「ブータンの生活の中に日本人の『幸せ感』につながるものが」
吉川左紀子 京都大学こころの未来研究センター教授・同センター長
 2010年、京都大学とブータン王立大学との間でブータン友好プログラムという交流事業がスタートした。経済指標でみれば発展途上国ということになるのだろうが、ブータンを訪れその文化に触れた日本人は、老若男女と問わず、何とも言い難い「なつかしさ」を感じるという人が多い。私も、訪問団のメンバーとして初めてブータンを訪れて以後、ヒマラヤの中腹に位置するこの小国の持つ引力に引かれ、何度も出掛けては、その「なつかしさ」の正体を考え続けている。ブータンの人たちの毎日の生活の中に、日本人が感じる「幸せ感」につながる何かが、潜んでいるように思えるのだ。
(記事より)

2015/01/06

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