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鎌田教授のコラム「平成は兵制か?」が徳島新聞に掲載されました

 徳島新聞文化面「こころの未来 34」(2015年10月1日付)に鎌田東二教授のコラム「平成は兵制か?『乱世』に突入と直感 『平和に成る』道求め行動」が掲載されました。昭和から平成へと元号が変わった当時、平治の乱を想起したという鎌田教授は、「乱世にあってこそ楽しい世直しを」と独自の活動をおこなってきました。安保法案の可決など最近の日本の情勢から当時の直感に狂いはなかったと振り返る鎌田教授は、10度目の東日本大震災被災地調査で今なお震災の影響が残る現地の状況を報告すると共に、現世が真に「平和かつ平安に成る」道と方法を求め行動しなければならない、と強く思いを伝えています。

1510kamata_tokushima.png「平成は兵制か? 『乱世』に突入と直感 『平和に成る』道求め行動」鎌田東二 京大こころの未来研究センター教授
 「平成」からすぐに「平治」を想起するのは歴史的経緯や文脈無視の非論理的な飛躍と多くの人は言うだろう。そんなことは百も承知で私は「『平成』は兵制(兵政)になる」などと言って「オオカミ少年」のように思われた。が、そんなことはどうでもよかった。警告を発しなければならないという強烈な思いに駆られていたから。
 そのような思いもあって、こんな「乱世」にあってこそ「楽しい世直し」が必要と、「神戸からの祈り」「おひらきまつり」「NPO法人東京自由大学」などの社会活動を進めてきたが、それも根底に「平成ー兵制」という危機感があったからだ。そしてそうした歴史認識を「古代と近代が類似する」という「スパイラル史観」と「現代大中世論(大乱世)」として主張してきた。少しでも今を生きる緊張感と危機感と覚悟が定まればよいと思っていたから。
 このような中、さる9月19日に安全保障関連法案が参議院で可決された時、私の非科学的な予言と直感はいよいよ現実のものとなってきたと確信した。(中略)
 私は安保法案が可決される前日の18日から23日まで、福島県飯舘村や南相馬市から青森県八戸市までの東北被災地沿岸部1026キロを走りながら、半年に一度の第10回目の追跡調査を行った。そして飯舘村の最重要の聖地で、山の神・大山津見神を祭る山津見神社と奥宮の鎮座する虎捕山を参拝し、この秀麗な神の山の放射線量が高いことの事態の深刻さと矛盾を目の当たりにした時、戦後日本の「民主主義政治」と「資本主義経済」の欺瞞的なあり方と問題点に強い憤りを感じた。そして「平成」の世が真に「平和かつ平安に成る」道と方法をいかにしてたどることができるのか、求め行動し続けなければならないとあらためて思ったのである。
(記事より)

2015/10/07

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