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鎌田教授のコラム「韓国儒学の道徳・生命・霊性・礼楽」が徳島新聞に掲載されました

 徳島新聞文化面「こころの未来 37」(2016年1月4日付)に鎌田東二教授のコラム「韓国儒学の道徳・生命・霊性・礼楽」が掲載されました。2015年12月、韓国でおこなわれた「韓中日国際シンポジウム 生命と平和、治癒と霊性から見た退渓学」に基調発表者として参加した鎌田教授は、シンポジウムで儒学についての認識を新たにしたとし、現地で触れた思想を自身の研究知見と共に整理した上で、「『儒学は美学である』という主張が、これからの未来倫理となり得る」と考察しています。

1601kamata_tokushima.png「韓国儒学の道徳・生命・霊性・礼楽 連携に基づく「美学」 未来倫理となり得る思想」鎌田東二 京大こころの未来研究センター教授
 ほとんどの人が儒教を倫理道徳だと理解している。だが、最近、「儒学は道徳の学ではなく、美学である」という認識と意見を韓国で聞いて目を見開かされた。わたしたちは儒教についてずいぶん浅く一般的な理解しかしていないのではないかとも反省させられた。
 一般には儒教とか儒学と言うと、古臭い硬直した封建道徳だとイメージしがちだ。確かに、江戸時代に朱子学が徳川幕府の体制擁護の御用学となり近世封建制度を支えたし、江戸時代末期の水戸学や、明治維新期の民族主義や国家主義の台頭の中で儒教的な観念や精神道徳が過剰に振りまかれたところがあるので、保守的で体制的で閉鎖的な旧弊の思想と思われている。
 だが、昨年12月4日から6日までの3日間、「韓国儒学」の拠点である慶尚北道安東市の陶山ソンビ文化修練院で、嶺南退渓学研究院と陶山ソンビ文化修練院主催の韓中日国際シンポジウム「生命と平和、治癒と霊性から見た退渓学」に基調発表者として参加し、韓国儒学の伝統の奥深さや多様性に触れ、現代の諸問題や課題について学び考えることが多かった。また儒学の持つ可能性についてもいろいろと考えさせ、認識を新たにした。
(記事より)

2016/01/25

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