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上田助教が日本認知心理学会と日本基礎心理学会で優秀発表賞を受賞しました

 上田祥行助教が、第13回日本認知心理学会、日本基礎心理学会第34回大会にて優秀発表賞を受賞しました。
 2015年7月4日・5日に開催された第13回日本認知心理学会で、上田助教は「アンサンブル処理によって生じる単純接触効果」という演題で発表をおこない、推薦発表総数62件の中から総合性評価部門において優秀発表賞を受賞しました。また、2015年11月28日・29日に開催された日本基礎心理学会第34回大会では、「注意を向けなくても要約された視覚情報が記憶される」という演題にて発表。35歳未満の若手発表者による発表63件から上田助教の発表を含む8件の発表が優秀発表賞に選ばれました。
 受賞について、上田助教は次のようにコメントしています。

1602ueda.png●2つの優秀発表賞を受賞して/上田祥行 京都大学こころの未来研究センター助教
 昨年、日本認知心理学会と日本基礎心理学会で発表した研究でそれぞれ優秀発表賞をいただくことができました。
 この2つの発表は一連の研究の流れで行われたものであり、教員提案型連携研究プロジェクト(「環境要因が潜在的認知に及ぼす影響」)からサポートをもらったものです。
 この研究の結果は、ヒトが目にする環境からどのような情報を意識的・非意識的に抽出しているのかを明らかにする上で、興味深い示唆が得られたのではないかと思います。研究に協力いただいたアシスタント・参加者の皆さま、まことにありがとうございました。
 今回の受賞を励みに、より一層力を入れて頑張りたいと思います。

[受賞DATA]
第13回 日本認知心理学会優秀発表賞 「総合性評価部門」
http://cogpsy.jp/event/2016/02/13.html
発表題目 :「アンサンブル処理によって生じる単純接触効果」
第13回日本認知心理学会(於:東京大学/2015.07.04)
2015年度 日本基礎心理学会優秀発表賞
http://psychonomic.jp/award/index.html
発表題目 :「注意を向けなくても要約された視覚情報が記憶される」
日本基礎心理学会第34回大会(於:大阪樟蔭女子大学/2015.11.29)

2016/02/18

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