阿部准教授の総説が『老年精神医学雑誌』に掲載されました
阿部修士准教授(上廣こころ学研究部門)の総説”アルツハイマー病における記憶錯語”が、学術誌『老年精神医学雑誌』vol. 27(August 2016)に掲載されました。
○書誌情報
阿部修士(2016)
アルツハイマー病における記憶錯誤
老年精神医学雑誌 27 (8): 840-845
http://184.73.219.23/worldpl/17_seisin_igaku_zassi/28-8.htm#4
○論文の概要
アルツハイマー病における認知機能障害の中でも、とりわけ顕著に発現するのが記憶障害です。記憶障害は典型的には、過去の記憶が抜け落ちてしまう症状に特徴づけられます。しかし、実際には経験していない事象についての誤った記憶を想起する「記憶錯誤」を呈することも少なくありません。本稿では、特に「虚再生」と「虚再認」という二種類の記憶錯誤に焦点を当て、阿部准教授が以前に行っていたアルツハイマー病の虚再認に関する研究を紹介しながら、その背景にあるメカニズムについて論じています。
阿部修士(2016)
アルツハイマー病における記憶錯誤
老年精神医学雑誌 27 (8): 840-845
http://184.73.219.23/worldpl/17_seisin_igaku_zassi/28-8.htm#4
○論文の概要
アルツハイマー病における認知機能障害の中でも、とりわけ顕著に発現するのが記憶障害です。記憶障害は典型的には、過去の記憶が抜け落ちてしまう症状に特徴づけられます。しかし、実際には経験していない事象についての誤った記憶を想起する「記憶錯誤」を呈することも少なくありません。本稿では、特に「虚再生」と「虚再認」という二種類の記憶錯誤に焦点を当て、阿部准教授が以前に行っていたアルツハイマー病の虚再認に関する研究を紹介しながら、その背景にあるメカニズムについて論じています。
2016/09/06