畑中助教が日本ユング心理学会第6回大会で研究発表を行いました
2017年6月18日に鳥取県米子市にて開催された日本ユング心理学会第6回大会において、畑中千紘助教が発表を行いました。
「分離を後にすること:モノとの分離が難しい女性との心理療法」と題した発表で、発達障害的ともいえるこだわりをもちながらもイメージの変化を軸として変化していった事例を素材に検討が行われました(指定討論者は川嵜克哲学習院大学教授) 。
発達障害の心理療法において分離の契機は特に重要とされますが、意識的に分離しているだけでは不十分であり、分離という契機自体から分離していくことが必要であることが論じられました。
(報告:畑中千紘助教・上廣倫理財団寄付研究部門)
日本ユング心理学会(JAJP)第6回大会 in 米子
http://psy-shimane.org/jajp2017/index.php/186
2017/07/30