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河合教授が登壇したシンポジウムの記録が『ユング心理学研究第9巻』に掲載されました

 河合俊雄教授が指定討論者として登壇したシンポジウム 「海の彼方より訪れしものたち」(基調講演 赤坂憲雄学習院大学教授)の記録が『ユング心理学研究第9巻』(p.31-48)に掲載されました。

1709kawai_jajp9.png◻︎基調講演「海の彼方より訪れしものたち」  赤坂憲雄
被災地を歩きながら考えてきたこと
東日本大震災の被災地の風景/泥の海/潟化する世界/二つの墓/生と死を織りなす風景
海の彼方からやって来るもの
無意識を象徴する海/海から寄り来るもの/二つの海
日本人と海のイメージ
日本人と航海技術/日本人と太平洋/海と山の間/ユングと沖縄の津波伝承/私たちが問われていること
◻︎討論――基調講演を受けて  指定討論者 川戸 圓・河合俊雄
大いなる母なる水
海と山に違いはあるのか/川を通じた循環/穢れを流す川の神様/命を生み出し、奪うもの
日本人の心と境界
境界線とは何か/境界がない日本人
今後の日本人の心のあり方
山と海の捉え方の違い/ゴジラが表しているもの/これから向き合っていかなければならないこと/海の向こうに想像力を/太陽の象徴/排除された男性の太陽神

 このシンポジウムでは、赤坂教授が東日本大震災の後、被災地を歩きながら考えてきたことについて、泥の海と創造神話、潟化する世界という視点、海と陸、生と死、などの境界について等の視点から講演したものです。
 震災によって我々につきつけられた人間と自然にまつわる講演でしたが、これに対して河合教授は、日本人にとっての境界の意味や、自然と人間を区別する西欧に対して日本人のもつ自然との融合的な関わりについて言及しました。
 また、同じ巻には河合教授が通訳をつとめた講演「分析という場 対人的および元型的側面」(ジョセフ・ケンブレイ氏)の講演録も収録されています。
 ジョセフ・ケンブレイ先生は、2017年9月18日に行われる第1回京都こころ会議国際シンポジウムにも登壇します。

(解説:畑中千紘助教・上廣倫理財団寄付研究部門)

2017/09/02

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