吉川教授の共著論文が平成29年度日本心理学会優秀論文賞を受賞しました
布井雅人聖泉大学講師と吉川左紀子教授の共著論文が、平成29年度日本心理学会優秀論文賞を受賞しました。
受賞した論文は、『心理学研究』第87巻第4号に掲載された「表情の快・不快情報が選好判断に及ぼす影響―絶対数と割合の効果―」です。優秀論文賞は、同学会が発行するジャーナル「心理学研究」および”Japanese Psychological Research”の2誌に掲載された原著論文の中から学会に対して特に大きな貢献を果たした論文に与えられるものです。今回は、2016年に発表された計77論文の中から、4編が優秀論文賞に選ばれました。
受賞理由は、以下の通りです。
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○理由の概要
本研究は,社会的相互作用の効果について表情刺激を利用した認知心理学実験で検証したものであり,広範囲な心理学のテーマに関連している点が高く評価された。また,日常的に体験する社会的場面に正面から取り組み,複数の実験で一貫した結果を得て,読みやすい文章でまとめた点も評価された。
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こころの未来研究センターでは、2015年に北山忍特任教授と阿部修士准教授が同学会国際賞を、内田由紀子准教授が優秀論文賞を受賞。2016年には下條信輔特任教授と内田准教授が国際賞を受賞しており、3年連続でセンターのスタッフが表彰される栄誉となりました。
なお授賞式は、9月19日に開催された平成29年度日本心理学会会員集会において行われました。
優秀論文賞受賞論文一覧 | 日本心理学会ウェブサイト
2017/10/03