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内田准教授が「日本グループ・ダイナミックス学会2013年度優秀論文賞」を受賞しました

P8155278.JPG 内田由紀子准教授が「日本グループ・ダイナミックス学会2013年度優秀論文賞」を2013年7月14日付にて受賞しました。
 「日本グループ・ダイナミックス学会2013年度優秀論文賞」は、2012年度に刊行された『実験社会心理学研究』第52巻1号および2号に掲載された原著・資料12編から選考される賞です。内田准教授が受賞した論文は、同誌52巻1号に掲載された「人間関係のスタイルと幸福感:つきあいの数と質からの検討」で、遠藤由美関西大学教授、柴内康文先生東京経済大学教授との共著論文です。
 受賞した内田准教授のコメントです。
 「このように栄誉ある賞を頂き、大変光栄です。共同研究者の先生方や研究を支えてくださった皆さんに感謝しています。幸福感と対人関係にまつわる研究にはやるべきことがたくさんありますので、引き続き研鑽を重ねていきたいと思います」。

【受賞論文】
内田由紀子・遠藤由美・柴内康文 (2012). 人間関係のスタイルと幸福感:つきあいの数と質からの検討. 実験社会心理学研究, 52(1), 63-75.
抄訳:
人間関係への満足は幸福感を予測することが知られている。しかし,人間関係が幅広く,数多くの人とつきあうことが必要なのか,それともストレスが少なくポジティブな感情を感じられるような人間関係を維持することを重視するべきなのかについては明らかではない。本研究は,人間関係のあり方が幸福感とどのように関わるのかを探るため,つきあいの数の多さと,つきあいの質への評価に注目した。研究1ではソシオグラムを利用して身近な人間関係のグループを特定し,各々のグループの構成人数や,そのつきあいで感じる感情経験などを尋ねた。その結果,つきあいの質への評価が幸福感と関連し,どれだけ多くの人とつきあっているかは幸福感や身体の健康とは関わりをもたないことが示唆された。研究2ではより広範で一般的な人間関係を対象とし,関係性希求型の項目を加えて,関係志向性における個人差を検討した。結果,一般的にはつきあいの数が多いことと,つきあいの質への評価の双方が重要であるが,人間関係を広く求める「開放型」の人ではつきあう人の数が多いことが,既存の安定的な人間関係を維持しようとする「維持型」の人ではつきあいの質への評価が,それぞれ人生への満足感とより関連することを示した。また,開放型は維持型に比べてより多くの人と良い関係をもち,人生への満足感も高かった。これらの結果をもとに,人間関係が幸福感に与える影響について検討した。

 論文はこちらでお読みいただけます。本文PDF(280KB)
日本グループ・ダイナミクス学会の受賞発表ページ

2013/08/21

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