日本ユング心理学会第7回大会のプレコングレスにおいて、河合俊雄教授が詩人の谷川俊太郎さんにインタビューしました
東京で6月23日(土)に開催された日本ユング心理学会第7回大会のプレコングレスにおいて、河合俊雄教授が詩人の谷川俊太郎さんにインタビューしました。
大会全体のテーマが「ユング心理学と子ども」の中で、このプレコングレスは「谷川俊太郎さんが語る河合隼雄先生 ー 子どもってどんなんだろう」というテーマで行われました。谷川俊太郎さんは朗読を交えつつ、河合隼雄先生の思い出、自分の詩作にどのような影響を与えたかを語りました。河合隼雄先生から、無意識というものの存在を知ったことが、自分の詩作にとって大きかったそうです。また河合教授は、少し距離が取れていることが、この二人が親しくなったことの大きな理由ではないかということを指摘しました。
後半においては、主にフロアからの質問を受けつけることで進行しました。谷川俊太郎さんの真摯で、またユーモアにあふれる姿勢が印象的でした。非常に人気があったにもかかわらず、会場収容人数が少なくて、ほぼ一般の人の受けつけができなかったのですが、300人あまりの聴衆は非常に満足した様子でした。
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2018/07/02