広井良典教授が岩手県議会において幸福度指標に関する講演を行いました
2018年9月4日、岩手県盛岡市で広井良典教授が岩手県議会の次期総合計画特別委員会において幸福度指標に関する講演を行いました。
同特別委員会は、岩手県議会の全議員45名を構成員とし、今年度に岩手県が策定予定の次期総合計画(2019~2028年度の10年間)に関する調査等を行うことを任務とするものです。
岩手県においては、一昨年(2016年)から昨年にかけて行われた『「岩手の幸福に関する指標」研究会』(広井教授は研究会のアドバイザー)の検討結果を受けて、幸福度指標の理念や考え方を県の総合計画や政策に反映させていく方向での検討を進めており、今回の議会講演はそうした流れの中で行われたものです。
広井教授の講演は「幸せはローカルから――幸福度指標をめぐる課題と展望」と題し、幸福度指標への関心が高まっている背景や国際的動向、幸福度指標の策定をめぐる具体的な論点や課題、幸福度指標と人口減少社会・地方創生に関する政策課題等、幅広い内容のもので、これについて各議員との間で活発な質疑応答や意見交換がなされました。
2018/09/12