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広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(11月29日付)の「現代のことば」欄に掲載されました

 広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(11月29日付)の「現代のことば」欄に掲載されました。

 タイトルは「精神と物質」で、“「物質(あるいはその一部としての脳)」からどうして「精神」が生まれるのか”という基本的な問いについて、現在まで無数の議論が行われてきていながらなお決着がついていない状況を指摘した上で、「声」という現象が物質と精神の両義的な性格をもつことを手がかりにしつつ、私たちが「物質」と考えているものの中に「精神」の要素が微妙な形で紛れ込んでおり、その逆も同様で、「精神と物質」が互いに連続的であることを論じる内容となっています。そしてこうした話題は“リアルとバーチャル”、そして「死」をどうとらえるかというテーマともつながり、「精神と物質」について新たな視点で考える時代になっていると述べています。


現代のことば 「精神と物質」
広井良典 京都大学こころの未来研究センター教授
 「精神と物質」という話題は、ある意味で人間にとっての“永遠のテーマ”と呼べるものだろう。近代以降はフランスの哲学者デカルトの「二元論」というのがその象徴で、彼は精神は“思考”、物質は“延長”によって特徴づけられ、全く異質なものであると論じた。
 それでは、「物質(あるいはその一部としての脳)」からどうして「精神」が生まれるのかというのが基本的な問いとなり、これをめぐって現在まで無数の議論が行われてきているが、なお決着がついていないというのが実情である。

 私たちはこのテーマをどう考えるべきだろうか。やや唐突に響くかもしれないが、私は「声」というのもが一つの導きの糸になると考えている。 皆さんは、“「声」は物質ですか、精神ですか”と聞かれたらどうこたえるだろうか。・・・・

(2018年11月29日京都新聞 記事より)

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