2018年度日仏東洋学会シンポジウム
「日仏東洋学を振り返る―ユベール・デュルト先生を追悼しつつ―」
フランスは国際的な東洋学分野において長らく重要な役割を果たしてきました。日本からも多くの若き研究者たちがフランスへと渡り、最先端の教育を受け、最新の学術情報を日本へもたらし、新たな潮流を起こしてきました。しかし、そうした日本の研究者たちが、フランスの地で何を学び、何を感じてきたのかについては、意外と知られていません。
本シンポジウムでは、中国学、インド学、インドシナ学、日本学の4分野を中心に、日仏の東洋学の学術交流を牽引してきた4名のシニア研究者に、それぞれの立場から日仏東洋学を振り返って頂きます。また、中堅、若手の研究者にも議論に加わってもらい、東洋学を中心に、これからの日仏学術交流の意義と可能性について議論を行います。
▽日時:2019年3月30日(土) 14:00~17:30(13:30開場)
▽場所:京都大学百周年時計台記念館2階 国際交流ホールⅠ(京都市左京区吉田本町)
▽タイムスケジュール:
13:30~14:00 開場・受付
14:00~14:05 日仏東洋学会長挨拶 中谷英明(東京外国語大学名誉教授、龍谷大学客員研究員)
14:05~14:10 イントロ・講師紹介 熊谷誠慈(京都大学こころの未来研究センター 特定准教授、上廣寄付研究部門長)
14:10~14:15 「ユベール・デュルト先生を偲ぶ」 彌永信美(日仏東洋学会代表幹事)
14:15~14:30 テーマ①中国学 「フランスシノロジーと私」 興膳宏(京都大学名誉教授、日本学士院会員)
14:30~14:45 テーマ②インド学 「インド・チベット古典学と日仏東洋学会」 中谷英明
14:45~15:00 テーマ③インドシナ学 「フランスのインドシナ研究と日本」 藤原貞朗(茨城大学人文学部 教授)
15:00~15:15 テーマ④日本学 「日仏日本学・仏教学と私の歩み」 彌永信美
15:15~15:35 休憩・質問用紙回収
15:35~16:35 総合討論・質疑応答 興膳宏、中谷英明、彌永信美、藤原貞朗、熊谷誠慈、牧野元紀(昭和女子大学人間文化学部 准教授/東洋文庫 文庫長特別補佐)、ダヴァン・ディディエ(国文学研究資料館 准教授)
16:35~16:55 著書出版記念報告講演「語り物と言語:中国の語り物を中心に」 高橋稔(山形大学教育学部 元教授)
16:55~17:00 総括 熊谷誠慈
▽参加費:無料
▽対象:どなたでもご参加いただけます。
▽定員:100名(申込みによる先着順)
▽申込方法 定員は100名(申込先着順)となっております。参加ご希望の方は、E-mailにてお申込みください。
件名に「日仏東洋学会シンポジウム申込み」と明記し、必要事項を記入の上、ご送付ください。定員に達し、ご参加頂けない場合のみご連絡をさし上げます。
必要事項:①お名前(ふりがな)、②ご所属、③返信用ご連絡先(メールアドレス)
▽連絡先/申込先:京都大学こころの未来研究センター・リエゾンオフィス(平日9時~16時)
Tel: 075-753-9681 E-mail: kokoro-event*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください) URL:http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/index.html
共催:日仏東洋学会、京都大学こころの未来研究センター上廣倫理財団寄付研究部門
2019/03/30