広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(7月31日付)の「現代のことば」欄に掲載されました
広井良典教授のエッセイが京都新聞夕刊(7月31日付)の「現代のことば」欄に掲載されました。 タイトルは「経済と倫理」で、現在においては対極にあるように映るこの両者が、近代以前の時代においては一体のものとして語られており、それは(渋沢栄一の『論語と算盤』や当時の経営者の社会事業のように)資本主義の黎明期においてもなお維持されていたものの、やがて両者の分離が進み、しかし近年、いわゆるソーシャル・ビジネスや若い世代の社会的起業など、「経済と倫理の“再融合”」とも呼ぶべき流れが現れ始めていることを、経済社会の構造変化と関連づけつつ論じる内容となっています。
現代のことば 「経済と倫理」広井良典 京都大学こころの未来研究センター教授
2019/08/02