広井良典教授が日本工学アカデミー「政策立案のための科学」プロジェクト・第2回公開研究会で報告を行いました
広井良典教授が日本工学アカデミー「政策立案のための科学」プロジェクト・第2回公開研究会「公共政策におけるAIの活用可能性を探る」で報告を行いました(8月1日、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター)。
日本工学アカデミーは、工学・科学技術全般の発展に寄与する目的で設立された産学官の指導的技術者の団体で、今回の公開研究会は同アカデミーのプロジェクト「政策立案のための科学」の一環として行われました。
研究会では、広井教授と日立京大ラボの福田幸二主任研究員が共同研究として進めているAIを活用した社会構想と政策提言に関する報告に続き、文科省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)での取り組みや、基盤となるAI等情報技術の動向が紹介されるとともに、文科省科学技術・学術政策局及び日立製作所研究開発グループ技術戦略室からの報告がなされ、これらを踏まえて会場参加者を含めた活発な意見交換が行われました。
【 プログラム概要 】
13:00- 開場
司会進行 小林信一(プロジェクトリーダ)
13:30-13:40(1)開会・趣旨説明 小林信一 EAJ会員/プロジェクトリーダ
13:40-14:40(2)公共政策におけるAI等情報技術の活用事例
13:40-14:10 1)日立と京都大学による取り組み事例
広井良典 京都大学こころの未来研究センター・教授
福田幸二 日立京大ラボ・主任研究員
14:10-14:40 2)文科省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の活用事例
伊藤裕子 EAJ会員/文科省科学技術・学術政策研究所・主任研究官
14:40-15:10(3)基盤となるAI等情報技術の動向
1)複雑社会における意思決定・合意形成支援技術の開発動向
福島俊一 科学技術振興機構(JST) 研究開発戦略センター(CRDS)・フェロー
15:10-15:30(休憩)
15:30-16:10(4)[ 対談 ]公共政策におけるAIの可能性と限界を探る
山下恭範 文科省科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官/政策科学推進室参与
大土井智 日立製作所研究開発グループ技術戦略室・シニアストラテジースタッフ
(モデレータ)小林信一
16:10-16:40(5)全体討論
16:40-16:45(6)閉会
*サイト https://www.eaj.or.jp/?ai1ec_event=event-20190801
2019/08/05