広井良典教授のインタビュー記事が読売新聞(2020年8月9日付朝刊)に掲載されました
広井良典教授のインタビュー記事が読売新聞(2020年8月9日付朝刊)に掲載されました。タイトルは「持続可能な社会に移れるか」で、「集団で一本の道を上る時代」であった昭和をへて、山頂で視界が360度開け、各人が多様な形で個性や創造性を発揮する時代として令和の時代を位置づけつつ、拡大・成長から持続可能性への移行が「退屈」なものではなく、創造性に富む時代であることを人類史的な視点から述べる内容になっています。併せて、そうした時代が空間的にも「分散型」の構造になっていくことを、AIを活用したシミュレーション結果や、ドイツにおける都市政策の展開、近年の若い世代の「ローカル志向」などを踏まえて示すと同時に、地域再生あるいはローカルなコミュニティの拠点としての「鎮守の森」の意味について論じています。
2020/08/18