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広井良典教授の論説が京都新聞朝刊(9月22日付)ほか全国の地方紙に掲載されました(共同通信配信)

広井良典教授の論説が京都新聞朝刊(9月22日付)ほか全国の地方紙に掲載されました(共同通信配信)。

タイトルは「成長から持続可能性へ」で、今年の顕著な出来事としての「新型コロナ」と「気候変動」は、通常は別個の問題としてとらえられているものの、両者の共通の背景として、人間の行う経済活動の規模がいささか自然環境や地球の許容度を超え出るまでに至ろうとしている点があることを指摘しています。

その上で、人類史の全体を振り返ると、人口や経済が拡大・成長を続けた時代から成熟・定常化に移行した節目がこれまで2度存在し—約5万年前の「心のビッグバン」と紀元前5世紀の「枢軸時代/精神革命」—、それらの時代にはいずれも人間の生産活動が自然環境の有限性にぶつかり、資源の争奪も激化しつつあった状況において、発展の方向の転換を“物質的生産の量的拡大から文化的・精神的発展へ”という、ポジティブな「文化的イノベーション」として行ったと論じ、「地球倫理」と呼べるような理念を伴う価値創造が求められていることを述べる内容になっています。

京都新聞朝刊(9月22日付)

2020/09/28

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