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武藤拓之特定助教の研究が日本心理学会第84回大会で特別優秀発表賞を受賞しました

 オンラインで開催中の日本心理学会第84回大会 (202098日~112) で、武藤拓之特定助教の研究発表が特別優秀発表賞を受賞しました。

 自分とは異なる視点に立って物の位置関係を把握する認知過程は空間的視点取得と呼ばれ、この能力は対人関係や道具使用、ナビゲーションといった様々な活動と関連していることが知られています。空間的視点取得能力を測定するテストとして最もよく用いられるSpatial Orientation Test (SOT) は、様々な視点から標的の方向を指し示す正確さを指標として用いる紙筆テストですが、オリジナルの得点化法は理論的な根拠に乏しく、回答のバイアスと精度 (判断の正確さ) を分離できないという問題もありました。そこで本研究では、方向統計学で用いられる確率分布を利用して回答のバイアスと精度を分離して得点化する方法を提案しました。実データを用いて検証したところ、本研究で提案したSOT得点のほうが、オリジナルのSOT得点よりも、別の空間的視点取得能力の指標とより強く相関することが明らかになりました。本研究で提案した手法は、空間的視点取得能力をより正確に測定するための一助となることが期待されます。

 

[発表タイトル]
Spatial Orientation Testの得点化方法の改善──フォン・ミーゼス分布による角度データのモデリング──

[発表者]
武藤拓之

[発表賞のページ]
https://psych.or.jp/prize/conf/

2020/10/26

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