熊谷誠慈准教授が ムーンショット目標9のプログラムディレクターに就任: 「2050年までにこころの安らぎや活力を増大することで、 精神的に豊かで躍動的な社会を実現」
科学技術の進歩により、人類は物質的な豊かさを享受できるようになりました。他方で、こころに起因する様々な問題は未解決のままであり、いまだ多くの人々が苦しみや辛さを抱えながら暮らしています。科学技術開発の向かう先に、「こころの幸福」という目標がなければ、今後どれだけ科学が発展しても、人類は真の幸せを実現できないでしょう。
2021年1月、京都大学こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授、上田祥行特定講師、粟野皓光准教授(本学情報学
2021年11月9日、JSTによりムーンショット目標(8、9)のプログラムマネージャー(PM)公募が開始され、そのうちムーンショット目標9「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」のプログラムディレクター(PD)に、熊谷准教授が就任することになりました。同目標では、文理融合を強く推奨し、科学技術に人文社会科学等を加えた“総合知”をもって、こころの安らぎや活力を増大することで精神的に豊かで躍動的な社会を実現すべく、こころの状態理解と状態遷移技術に関する研究開発が行われることになります。
※詳しくは内閣府のHPをご参照ください。
(URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub9.html)
(URL:https://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihui057/haihu-057.html)
※本目標の公募内容の詳細につきましては、JSTのHPをご参照ください。
(URL:https://www.jst.go.jp/moonshot/koubo/)
京都大学プレスリリース:http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2021/11/d1c873b9e3bed3bb24268351c460477a-1.pdf
2021/11/09