広井良典教授の論考が京都新聞(12月7日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました
広井良典教授の論考が京都新聞(12月7日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。
タイトルは「グローバル定常型社会」で、合計特殊出生率が1.0を割り“人口絶壁”という議論が行われている韓国を含め、中国や東アジア全体で人口減少が始まりつつある状況を指摘した上で、「21世紀後半に向けて世界は、高齢化が高度に進み、人口や資源消費も均衡化するような、ある定常点に向かいつつあるし、またそうならなければ持続可能ではない」という、「グローバル定常型社会」と呼びうる展望について述べるとともに、日本について、若い世代の雇用や生活の不安定が未婚化・晩婚化等の背景になっていることを指摘し、世代間の配分見直しを含め、雇用や教育など若年世代への支援策を大幅に強化していくことが求められることを論じる内容となっています。
*関連サイト
グローバル定常型社会 広井良典 現代のことば|社会|地域のニュース|京都新聞 (kyoto-np.co.jp)
2021/12/13