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上田祥行特定講師、嶺本和沙教務補佐員らの研究が国際学術誌『Attention, Perception, & Psychophysics』に掲載されました

上田祥行講師、嶺本和沙教務補佐員(筆頭著者)、吉川左紀子教授(京都芸術大学)らの研究が国際学術誌『Attention, Perception, & Psychophysics』に掲載されました。

 私たちは,複数の表情が同時に呈示されたときに,それらの表情の平均(アンサンブル平均)を素早く自動的に計算することができます。頭の中で計算されるこのアンサンブル平均が,まるで実在する表情と同じような視覚的処理がされているのかについて,研究グループでは,表情順応という効果を利用して検討しました。表情順応とは,同じ表情を見続けるとその後に呈示される表情が分かりにくくなるという現象です。この現象は2つの表情が順に呈示されるなど視覚イメージでは強く見られますが,表情以外の刺激(感情的な音声など)を先行呈示すると効果が著しく弱くなるか消失することが知られています。本研究では,複数の表情を同時に先行呈示する条件と,従来の研究と同様に1枚の表情を先行呈示する条件を比較した結果,どちらの条件においても同様に強い順応の効果が見られることが示されました。これは,表情のアンサンブル平均が,まるで実在する顔のように視覚的に処理されていることを示唆しています。

 

◇書誌情報
Minemoto, K.*, Ueda, Y.* & Yoshikawa, S. (2022). The aftereffect of the ensemble average of facial expressions on subsequent facial expression recognition. Atten Percept Psychophys.
doi: 10.3758/s13414-021-02407-w
* 印は責任著者
 
◇論文URL
https://link.springer.com/article/10.3758/s13414-021-02407-w

 

2022/02/16

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