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武藤拓之特定助教らの日本認知心理学会第18回大会での研究発表が優秀発表賞を受賞しました

日本認知心理学会第18回大会 (202133―4日・ウェブ開催) において武藤拓之特定助教らが行った口頭発表に対して、2022228日に優秀発表賞「国際性評価部門」が授与されました。この研究は、関西学院大学の小林穂波さん (筆頭発表者)、清水裕士教授、小川洋和教授との共同研究です。

視野の中心に提示された標的刺激の情報の処理が、その周囲に提示された競合する刺激 (フランカー) によって妨害される現象はフランカー干渉と呼ばれ、人の視覚的注意の働きを探るための手がかりとして古くから研究されています。本研究は、フランカー干渉の認知プロセスを説明する従来の数理モデルを拡張的に修正することで、従来のモデルでは説明できなかった、刺激同士の距離が広がるにつれてフランカー干渉が弱まる現象を説明できることを実証的に示しました。

 

[発表タイトル]
Effects of interstimulus spacing on flanker interference investigated by hierarchical diffusion modeling (刺激間距離によるフランカー干渉の変化のdiffusionモデル)

 

[発表者]
Honami Kobayashi, Hiroyuki Muto, Hiroshi Shimizu, Hirokazu Ogawa

 

[抄録]
https://doi.org/10.14875/cogpsy.2020.0_17

 

[発表賞のページ]
http://cogpsy.jp/cogpsy/prize/presentation

 

[本研究に関連したプレプリント]
https://psyarxiv.com/fhq9c

2022/02/28

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