「鎮守の森コミュニティセミナー2022」が開催され、広井良典教授らが登壇しました(3月17日)。
「鎮守の森コミュニティセミナー2022」が開催され、広井良典教授らが登壇しました(3月17日、京都アカデミアフォーラムin 丸の内〔新丸ビル10階〕)。
日本全国には神社、お寺がそれぞれ約8万か所存在しますが、そうした神社ないし社寺の森としての「鎮守の森」は、 自然信仰と一体となったローカルなコミュニティの拠点としての貴重な性格をもってきました。こうした「鎮守の森」を、 自然エネルギーの分散的整備や地域再生などの現代的な課題と結びつけ、その新たな意義を再発見していくのが「鎮守の森コミュニティ・プロジェクト」です。
本セミナーでは、鎮守の森・自然エネルギープロジェクト、鎮守の森セラピー、鎮守の森ホスピスなど、本プロジェクトで進めている活動や研究を紹介し、その課題や今後の展望を考えるとともに、ローカルから出発してグローバルへと至る持続可能な福祉社会のありようを探る趣旨で開催されました。
セミナーでは広井教授のほか、宮下佳廣氏(一般社団法人鎮守の森コミュニティ推進協議会代表理事)、田中朋清氏(石清水八幡宮権宮司)、松尾寿裕氏(鎮守の森コミュニティ研究所特別研究員)が報告を行い、それに続いて約50名の参加者との間で活発な質疑応答、ディスカッションが行われました。
最後に、京都大学名誉教授でもある薗田稔・秩父神社宮司より総括コメントがなされました。
※画像をクリックするとチラシ(PDF)がご覧いただけます。
<会場風景>
2022/03/29