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鎌田教授が「神社と遷宮の謎」に答えた記事が『歴史街道』8月号に掲載されました

 鎌田東二教授が、「神社と遷宮の謎 Q&A」の謎解き役として登場した特集記事が、歴史雑誌『歴史街道』2013年8月号(PHP研究所)に掲載されました。
 出雲大社の遷宮に続き、今年は伊勢神宮の遷宮のクライマックスにもあたる「遷宮イヤー」です。現代からの視点で日本や外国の歴史を取り上げている歴史雑誌『歴史街道』8月号には、神社の歴史、遷宮をする意味、日本人にとっての神社の価値、神社を訪れるためのノウハウなどを分かりやすく解説する特集記事が掲載されました。その「謎解き役」となった鎌田教授が数々の疑問に答え、知っているようで知らなかった神社の謎を解明しています。

130805rekishikaido.png「神社と遷宮の謎 Q&A」鎌田東二 京都大学こころの未来研究センター教授
Q. 神社では何をお願いすればいいのでしょうか?
 神社にお参りする時に、色々なご利益をお願いする人も多いと思います。しかし一方、「神社とは神様に日頃の御礼を述べに行く場所であって、ご利益を願う場ではない」と言う人もいます。(中略)
 しかしその時に、もう少し深い部分に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
 日本人は、神が顕れる神社という「場」で、多種多様な叡智を伝承してきました。その場で「人としての正しい生き方=道」が受け継がれる。神様に捧げるための様々な供物や歌舞音曲などの「技」が磨かれる。神々の「物語」が紡がれる。「祭」が行なわれる。そして美しい山や海、森などに囲まれたその場で「エコロジカルな智恵」が伝承される…。そこには先祖代々の色々な願いがあり、歴史の積み重ねがあります。それらの結果として、いま自分が存在していることの意味を感じながら、お参りしてほしいと思います。
(記事より抜粋)

『歴史街道』雑誌紹介ページはこちら

2013/08/07

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