谷にある空港へ降り立つ。渓谷の中にあり山の迫る空港、なんだか信じがたいような着陸風景である。

無事到着

ガイドのソナムさん、ドライバーのドルジさんたちと合流し、ブータンの旅の始まり。空港の見える丘から

パロという標高2300mの町。白い建物がパロの「ゾン」。パロは稲作地帯。

７世紀に建立されたというキチュ・ラカン（キチュ寺院）。

パロの子どもたち。人なつっこくてとてもかわいい。

チェレ・ラの峠越え。一気に4000mまで上がったことにより体がとても重く感じられ、非常にきつかった。

標高2730mのハという村に到着。晩ご飯はポテトやゴーヤチップなど。ブータン料理は素朴でおいしいものばかり

8月27日。ハ高校見学。ブータンで最初の近代的な高校(higher secondary school)の朝礼風景。

こちらは小学校(lower secondary)。ほんとうにかわいい！

英語の勉強をしています。小さいのに、~ing系などを学習中

lower secondary schoolの一番大きいクラスの子どもたちはしっかりと日本についての質問などをしてくれました。

ハ地震被災地見学、山の上にあり、被害をうけたヤンタン・ラカンなどにその様子を聞きに行く。

虹のかかるハの渓谷と応援する生徒たち。高校の女先生と小学校の女先生のバスケットボール大会を熱狂的に応援していた。

8月28日　ハからパロ領域にはいり、さらに山道を進んでいく。道路は狭く、すれ違ったり追い越したりするのはギリギリ。

ワンデュポダンへの移動中、二つの川（チュ）の合流地点・チュゾム

露店。このあたりはマツタケがとれるという。

乾燥チーズが売られている。触ると固い。石みたい。

3150メートルのドチュ・ラ（ラ＝峠）。ガスで残念ながら山を見ることができず

ワンデュ・ポダンのゾン。残念ながら最近の火災でかなりの被害を受けたとのこと。

ワンデュの新市街。集団移動してきたためか、人々のつながりが活きている

8月29日（水）プナカの美しいゾン。二つの川の合流点にゾンがある。

曼荼羅や、建物の中には大きな仏陀。

棚田の中を歩いて、チミ・ラカン（寺院）へ。大きなスケールの棚田。村の人々がお互い協力して維持しているそうだ。

牛飼う少年

チミ・ラカンというお寺。子宝祈願で有名だそう。

8月30日。タンチョン・ゾン（都庁）をのぞむ。奥の国会議事堂と手前の官庁街、左のゾン（庁舎兼寺）に囲まれて小さな王宮がある。

王立ブータン研究所のDasho Karma Ura氏訪問。GNHや仏教の精神などについて語っていただくことができた。座談の内容は今後の「こころの未来」に掲載予定。

地質鉱山局Project ManagerのDowchu Drukpa氏と面談。ブータンは地震も火事も氷河の溶解による洪水の危機もある。

首都ティンプーは人口10万、標高2300m。都庁であるタシチョ・ゾンは5時のオフィスアワー終了までは見学ができない。

夕食後、夜の町に繰り出してみる。8時半頃だけれど子どもも含め人通りが多く賑やか。

今日の収穫。

8月31日（金）ティンプー、王立自然保護協会Exective DirectorのLam Dorgi氏訪問。環境政策や自然保護政策、自然保護教育などについて伺う。

JICA Bhutan Officeの表敬訪問。ブータンでの協力事業についてお話を伺う。

ティンプーを見下ろす丘（クエルセルガン山）にて建設中の巨大なティンプー大仏を見に行く。

信号代わりの警官と、我が物顔の犬たち

9月1日（土）ティンプーからパロに向かう。途中にある「アイロンブリッジ」。

ダショーと呼ばれた西岡京治氏をまつるチョルテンに向かう。農業普及につとめた方で、28年ブータンに暮らし、ブータンで没した。

パロ国際空港。ソナムさん、ドルジさんに感謝してお別れする。こうしてブータンの旅は終了。帰ってきた京都は9月の気配になっていた。