阿部修士准教授らの共著論文が『NeuroImage』に出版されました
阿部修士准教授と浅野孝平研究員(大阪総合保育大学・教授)らの共著論文 “Development of the paternal brain in expectant fathers during early pregnancy” が、『NeuroImage』に掲載されました。
本研究では、連携MRI研究施設において機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、パートナーが初産で妊娠中の男性と、子を持つ予定のない男性を対象として、育児に関する動画視聴中の脳の活動を計測しました。データ分析の結果、両群において育児に関する動画の視聴中に、養育行動に関わる脳活動のパターンが確認されましたが、その活動パターンには大きな個人差がみられました。特に、育児に対するイメージなど、いくつかの心理・行動特徴と脳活動パターンとの関連が示唆されました。
※画像をクリックすると論文をご覧いただけます。(英文)
Diaz-Rojas F, Matsunaga M, Tanaka Y, Kikusui T, Mogi K, Nagasawa M, Asano K, Abe N, Myowa M (2021)
Development of the paternal brain in expectant fathers during early pregnancy
Neuroimage 225: 117527
https://doi.org/10.1016/j.neuroimage.2020.117527
2021/01/20