広井良典教授のエッセイが京都新聞(7月29日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました
広井良典教授のエッセイが京都新聞(7月29日付夕刊)の「現代のことば」欄に掲載されました。
タイトルは『ジャパン・アズ・ナンバーワン』で、1979年に社会学者エズラ・ヴォ―ゲルが著書のタイトルとして提示した時代から状況は大きく変わり、日本は現在においては「高齢化と人口減少」における「ナンバーワン」となっていることをまず指摘しています。その上で、日本社会についての認識が世代間で大きく異なることを論じ、今後は団塊世代前後に見られるような肥大した“大国意識”や「拡大・成長」志向から脱却し、むしろ持続可能性や幸福における成熟した豊かさを構想していくべきことを述べる内容になっています。
2021/08/02