畑中助教のコメントが朝日新聞『京大学食「ぼっち席」人気』記事に掲載されました
7月29日付の朝日新聞・朝日新聞デジタルに『視線気にせずおひとりさま 京大学食「ぼっち席」人気』という記事が掲載され、学生の声などと共に、畑中千紘助教(上廣こころ学研究部門)のコメントが掲載されました。
最近、京大の食堂にできた、ついたてのある「おひとりさま」でも視線を気にせず食べやすい「ぼっち席」が人気だそうです。「大きなテーブルだと恥ずかしい」「急いでいるとき便利」という学生の声と共に、提供する生協側ではテーブルの回転効率が上がったということで、神戸大など他大学にも「ぼっち席」が広まりつつあるそうです。
記事の最後に登場した畑中助教は、「孤独を恐れる現代の若者らしさがみてとれる。60年代以降、日本の若者に多くみられた『対人恐怖』では、実際に見られていなくても他者の視線を過剰に意識する傾向があった。ついたてで自分の視界を遮れる『ぼっち席』には、対人意識のあり方の変化が表れているようだ」(記事より抜粋)というコメントを提供しています。
記事は朝日新聞デジタルでご覧いただけます。こちら
2013/07/29