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鎌田教授のコラム「スピリチュアルケア」が徳島新聞に掲載されました

 徳島新聞文化面「こころの未来 10」(10月1日付)に鎌田東二教授のコラムが掲載されました。東北大学でおこなわれた日本スピリチュアルケア学会とアジア太平洋パストラルケア・カウンセリング学会との合同学術大会において「典礼長」を務めた鎌田教授。自身がコーディネートして招待した「雄勝法印神楽」が参加者に大きな感動を与えたその背景には、震災を乗り越えた事実と、神楽パフォーマンスの持つ身心変容技法的要素を持つ歴史的意義、スピリチュアルケアやグリーフケアとの繋がり等があることを考察し、今後、スピリチュアルケアが社会においてますます重要になるだろうと考察しています。

131001kamata_tokushima.png「スピリチュアルケア 負の感情を鎮め昇華 少子高齢化で増す重要性」鎌田東二 京大こころの未来研究センター教授
 雄勝町は、東日本大震災で大きな被害を受け、神社も神楽道具も流されたが、それを乗り越え、地元復興の核として神楽の復興を手がかりにいろいろと活発な活動をしている。その事実も力強い印象と感銘を与えた。
 この「神楽パフォーマンス」を、修験道の身体修行に基づく「社会的・公共的身心変容技法」と捉えることができると同時に、合同学会のテーマとなった「スピリチュアルケア」や「グリーフ(悲嘆)ケア」の実践と捉えることもできる(中略)
 日本では十数年前から、終末期医療や緩和ケア、スピリチュアルケアの問題と領域に注目が集まり始めた。阪神大震災後、PTSD(心的外傷)や「心のケア」が問題となったが、東日本大震災後はそれに加えて「スピリチュアルケア」と「グリーフケア」が大きな問題となっている。日本は世界一の少子高齢化社会なので、これらのケアは今後ますます大きな課題となり、スピリチュアルケア学会も重要な課題を担うことになるだろう。
(記事より抜粋)

日本スピリチュアルケア学会のウェブサイト

2013/10/02

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