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敷島連携研究員・平石助教・安藤連携研究員らの共著論文が出版されました。

敷島千鶴・平石界・山形伸二・安藤寿康. (2011). 共感性形成要因の検討:遺伝―環境交互作用モデルを用いて. 社会心理学研究, 26(3), 188-201.
他者の痛みや喜びを我がことのように感じることを「共感」(empathy)といいます。共感は人間が社会を作る上で大きな役割を果たしていると思われます。共感があるからこそ、人と人は助け合うことができる、とまで論じる研究者もいます。それでは、共感はどのように養われるのでしょうか?親が愛情深く育てることで、共感が養われるのでしょうか。それとも親の養育態度はあまり関係ないのでしょうか。本研究では、双生児データを分析することで、この疑問にチャレンジしました。
本研究は、一般連携研究プロジェクト「”社会的こころ”の多様性の進化的・遺伝的基盤に関する研究-双生児法による」(代表:安藤寿康・慶應義塾大学教授)の一環として行われました。

2011/03/28

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