鎌田教授の共著書『仏教は世界を救うか』が仏教タイムスで紹介されました
鎌田東二教授の共著書『仏教は世界を救うか―”仏・法・僧”の過去/現在/未来を問う』(地湧社)が、宗教情報専門紙・仏教タイムス(3月7日付)の書評記事で紹介されました。
「本だな:仏教は世界を救うか 井上ウィマラ 藤田一照 西川隆 鎌田東二」
「仏とは誰か」「仏法は真理か」「仏教は社会に有用か」と、根源的な問いに4人は議論を重ねる。フリーランス神主でもある鎌田氏は「仏教は、世界の諸宗教の『サニワ(審神者)』になることができる」「『心直し』と『世直し』に活用できる実践智」とかなり好意的な発言。一方、他の3人は仏教界に身を置くためか、けっこう厳しい言葉も飛び出す。(略)しかし、皆が仏教のポテンシャルを力強く語り、現代におけるサンガの再構築や座禅・瞑想、あるいは震災後の仏教的ケアといった実践の重要性を確信している。(略)「真理」や「霊魂」の高度に哲学的な話も飛び出し、シンポジウムならではのライヴ感と熱気、知的興奮がびんびんに伝わってくる。
(掲載記事より抜粋)
「仏とは誰か」「仏法は真理か」「仏教は社会に有用か」と、根源的な問いに4人は議論を重ねる。フリーランス神主でもある鎌田氏は「仏教は、世界の諸宗教の『サニワ(審神者)』になることができる」「『心直し』と『世直し』に活用できる実践智」とかなり好意的な発言。一方、他の3人は仏教界に身を置くためか、けっこう厳しい言葉も飛び出す。(略)しかし、皆が仏教のポテンシャルを力強く語り、現代におけるサンガの再構築や座禅・瞑想、あるいは震災後の仏教的ケアといった実践の重要性を確信している。(略)「真理」や「霊魂」の高度に哲学的な話も飛び出し、シンポジウムならではのライヴ感と熱気、知的興奮がびんびんに伝わってくる。
(掲載記事より抜粋)
同書は、鎌田教授が理事長を務めるNPO法人 東京自由大学で2010年から2011年秋にかけて行なわれた連続シンポジウムでの議事録がまとまった一冊です。多彩な顔ぶれの講師らが仏教の根本を掘り下げ、仏教の功罪と可能性、未来をみつめた示唆に富む一冊です。
『仏教は世界を救うか―”仏・法・僧”の過去/現在/未来を問う』
発売日:2012年12月1日
発行元:地湧社
定価:2,520円
ISBN 9784885032219
単行本・318頁
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2013/03/12