吉岡洋特定教授の研究論文「不条理なものの力」が報告書に掲載されました
吉岡洋特定教授の研究論文「不条理なものの力」が、横浜国立大学の室井尚教授が代表者である、科学研究費補助金の研究課題「ポップカルチャー・ワールド概念を用いたポップカルチャー美学の構築に関わる基盤研究」の、2016-2018年の報告書に掲載されました。
報告書の前半は、今年2月22日に横浜で行われた研究集会「インスタ映えの美学―溶解する「写真」と「現実」―」の記録で、後半には吉岡特定教授の研究論文「不条理なものの力」が掲載されています。
「ポスト真実」「ウソの時代」といった現代的状況をメディア論的に分析し、また中世ヨーロッパのキリスト教神学から第二次世界大戦後の文学・哲学まで「不条理もの」の系譜を概観するとともに、さらには『ゴジラ』や3.11「フクシマ」以後の文化状況にまで言及する意欲的な論文です。
ポップカルチャー・ワールド概念を用いた ポップカルチャー美学の構築に関わる基盤研究
研究成果報告書 2016-2018年度
発行:科学研究費基盤研究(A) 研究課題番号16H01912
発行者:室井尚 研究室
発行日: 2019年3月25日
ポップカルチャー・ワールド概念を用いた ポップカルチャー美学の構築に関わる基盤研究
https://drive.google.com/file/d/18ZsTNY1XwYEj3673zt4l2YrS5gndWZVM/view
2019/04/25