京都大学こころの未来研究センター 認知行動・脳科学集中レクチャー2019「多感覚処理に関わる脳内ネットワーク ~触覚から社会認知まで~」
こころの未来研究センターでは、集中レクチャーとして、心理学を含む多様な関連分野でご活躍の講師を招き、それぞれの研究活動について講義いただいております。今回は、認知行動・脳科学集中レクチャーとして、北田亮先生(南洋理工大学・准教授)をお招きし、『多感覚処理に関わる脳内ネットワーク ~触覚から社会認知まで~』について2日間にわたり講義いただきます。
学内外を問わず多数の学生・研究者の参加をお待ちしています。
講師:北田亮先生(南洋理工大学・准教授)
【講演概要】
私たちは複数の感覚からこの世界を知覚している。例えば物体の素材を知りたければ、見るだけでなく触ることでその特徴を詳しく把握できる。また生まれつき目の見えない人は視覚以外の感覚を使うことで、外界や他者を理解することができる。これまで人を対象とした心理物理学的および神経科学的研究の多くが視覚を研究しているのに対し、触覚のような視覚以外の感覚の研究は立ち遅れている。そこで本集中講義では触覚を中心とした多感覚研究を紹介し、その特性について理解することを狙いとする。特に(1)触覚の弁別的な側面と情動的な側面 (2)視覚脱失の影響(3)社会認知との関係性, について解説し、触覚処理への理解を深める。
日程:2019年12月26日(木)27日(金)
時間:両日とも10:30 – 12:00及び13:30 – 16:45
場所:京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
参加費:無料
対象:研究者・学生
定員:100名(申込みによる先着順)
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
申込方法 E-mailにてお申込みください。
件名に「脳科学集中レクチャー 申込み」と明記し、必要事項を記入の上、ご送付ください。
必要事項:①氏名(ふりがな)②所属・職名 ③返信用ご連絡先(メールアドレス)
※定員に達し、ご参加いただけない場合のみ、ご連絡を差し上げます。
連絡先/申込先:京都大学こころの未来研究センター・リエゾンオフィス(平日9時~17時)
E-mail: kokoro-brain*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えてください。 主催:京都大学こころの未来研究センター)
2019/11/07