「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第2回を開催しました
9月8日、「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第2回が稲盛財団記念館大会議室で開催されました。
こころの未来研究センターでは、今年、初めての取り組みとして、作業療法士、理学療法士、臨床心理士、言語聴覚士など、「人を支える」立場の方々に学びの機会を提供するためのセミナー「支える人の学びの場 こころ塾 2013」を、4回シリーズで開催しています。
第2回は「こころ・からだ・他者」をテーマにレクチャー&ディスカッションがおこなわれ、90名が参加しました。第1回に続いて認知神経科学が専門の乾敏郎先生(情報学研究科)が「高次認知機能と身体性」というテーマで講義をおこない、続いて、こころ塾の企画ならびに司会進行を務める吉川左紀子教授が、専門である認知心理学の研究をもとに「顔・表情認識とコミュニケーション」について講義しました。事例報告では、京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻作業療法学講座の加藤寿宏先生が、実践的活動のなかで作業療法の現場における具体的な事例の数々を紹介しました。その後、3名の先生方による討論、参加者によるグループディスカッションがおこなわれました。
次回のこころ塾第2回は11月3日、「伝え合うこころ」というテーマで開催します。
[DATA]
「支える人の学びの場 こころ塾 2013」第2回
▽日時:2013年9月8日(日)10:00縲鰀18:00
▽場所:稲盛財団記念館3階大会議室
▽プログラム:「こころ・からだ・他者」
「高次認知機能と身体性」乾 敏郎(情報学研究科 教授)
「顔・表情認識とコミュニケーション」吉川左紀子(こころの未来研究センター教授)
事例報告 加藤寿宏(医学研究科 准教授)
司会進行 吉川左紀子
9時00分~ 受付開始
10時00分~12時00分 講義と質疑 講師:乾敏郎(情報学研究科 教授)
12時00分~13時30分 昼食
13時30分~14時50分 講義と質疑 講師:ゲスト講師
15時00分~15時40分 事例報告
16時00分~17時00分 質疑・応答・フロアディスカッション
17時00分~18時00分 情報交換会
▽参加者数:90名
[開催ポスター]
2013/09/30