中井研究員が第40回日本磁気共鳴医学会大会 学術奨励賞を受賞しました
こころの未来研究センターの中井隆介研究員が、第40回日本磁気共鳴医学会大会におけるポスター発表「演題:AuPt合金を用いた磁化率アーチファクト低減コイルの開発と評価」で学術奨励賞を受賞しました。
中井研究員は、生体医工学、生体情報工学を専門領域とし、京都大学再生医科学研究所の研究員として、MRI画像の画像取得手法や画像解析手法およびMRIからの情報を活かした生体シミュレーション手法の研究開発を行なうと共に、こころの未来研究センターで本年より本格始動した「センター連携MRI研究施設」のオペレーション担当として、ハード面、ソフト面双方で研究施設を支えています。
受賞したポスター発表では、脳動脈瘤のコイル塞栓術後のMRI画像で発生する磁化率アーチファクト(画像診断で問題となる実際のものとは異なる像)の低減を目指して開発したAuPt合金を用いたコイルの研究開発について紹介し、その内容と成果が評価され、学術奨励賞の受賞となりました。
センター連携MRI研究施設のページはこちら
http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/MRI/index.html
2012/09/28