日本心理学会第72回大会において、ワークショップ「文化と進化とこころの未来」が開催されました
日本心理学会第72回大会において、ワークショップ「文化と進化とこころの未来」が開催されました
開催日時:2007年9月19日(金)10時~12時
企画者
内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター)
平石界(京都大学こころの未来研究センター)
話題提供者
大坪庸介(神戸大学大学院 人文学研究科)
内田由紀子(京都大学こころの未来研究センター)
平石界(京都大学こころの未来研究センター)
指定討論
長谷川寿一(東京大学大学院 総合文化研究科)
村本由紀子(横浜国立大学大学院 国際社会科学研究科)
企画内容
2007年、京都大学に「こころの未来研究センター」ができました。「こころ」というテーマについて研究を進め、そして研究者の交流の場となることを目指すセンターです。その交流の一つとして本WSは、「文化」と「進化」を扱います。
文化心理学と進化心理学というと、あまり仲の良くない領域のように思われているかもしれません。しかし実際は、両者は互いの視点が人間理解に不可欠なものとの認識を共有しています。ただ残念ながら、文化と進化というテーマをまとめて論じきる視点が確立されていないのも事実でしょう。そうした視点を得るためには、両者の交流と議論の継続が大事です。
本WSでは、文化心理学者、進化心理学者である3名の話題提供者が、今もっとも面白いと思っている各自の研究を紹介します。その上で指定討論者のみならず、話題提供者同士でも、良い意味で「好き勝手」に思いついたことを話す場とします。そうしたディスカッション(雑談)の中から、両者を結ぶ何かが一つでも見つかれば嬉しく思います。¥
2008/09/27