内田准教授と川西市長の対談記事が『広報かわにし』に掲載されました
兵庫県川西市の広報誌『広報かわにし 9月号』の巻頭特集記事「『幸せ』を感じるまちに。あなたにとって『幸福』って何ですか?」に、大塩民生市長、こころの未来研究センター 内田由紀子准教授、同志社大学大学院 新川達郎教授による対談記事が掲載されました。
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今、国において、幸せの基準となる「幸福度」を表す新たな指標づくりの検討が始まっています。現在、市では今後10年間を見据えた第5次総合計画を策定中ですが、この中で市民の皆さんが「幸せ」を実感できるようなまちづくりをどのように進めていくか検討しているところです。
今号では、大塩民生市長と市総合計画審議会の会長で同志社大学大学院教授の新川達郎さん、心理学者として幸福感について研究を行っている京都大学こころの未来研究センター准教授の内田由紀子さんの3人で、「豊かさ」や「幸福感」、その背後にある価値観の変化などについてお話しいただきました。
(『広報かわにし』特集記事リード文より抜粋)
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現在、まちづくりの指針となる「第5次総合計画」の策定作業を進めているという川西市。
「市民が住み続けたいと思うまちにしたい」という市長は、今回の対談で「人々にとって具体的に何が”幸せ”に結びつくのか、新川教授と内田准教授の話をもとに今後のまちづくりへのヒントにしたい」と、問いかけています。
対談のなかで内田准教授は、2010年より委員をつとめる内閣府の「幸福度に関する研究会」で自身が携わった東日本大震災の前後の若年層の幸福度調査の例などを挙げながら、国が国民の幸福度を政策に生かすために議論を進めている現状や、内閣府が掲げる幸福感を支える3つの柱「経済社会状況」「心身の健康」「関係性(職場や学校、地域の人間関係、自然とのつながりなど」について具体的に紹介するなど、幅広い話題を提供しました。
この特集記事は、川西市のホームページで公開されており、PDFで全文をお読みいただけます。
>>「『幸せ』を感じるまちに」(『広報かわにし 9月号』)PDFはこちら
2012/09/12